2025年11月9日(日)内覧会を開催します。お気軽にお立ち寄りください。

内分泌とは、体のホルモンバランスを調整する重要なしくみです。
内分泌内科では、甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病など)をはじめ、副腎や下垂体の病気、骨粗しょう症など、
ホルモンの異常に関わる病気を専門的に診療します。
専門的な検査や治療を必要とすることも多いため、早期発見と正確な診断が大切です。
「疲れやすい」「体重が急に増えた・減った」「動悸がする」といった症状が気になる方はご相談ください。

はじめに 〜「なんとなく不調」に、専門的な視点を〜

甲状腺や内分泌の病気は、症状がはっきりしにくく、気づきにくいことが多いのが特徴です。
こんなお悩みはありませんか?
• 「首が腫れている気がするけど、これって病気?」
• 「甲状腺の病気ってネットで見ると色々あって、よく分からない…」
• 「甲状腺の数値が悪いと言われたけど、妊娠しても大丈夫?」
• 「昆布を食べないほうがいいの?」
これらは実際に多くの方から寄せられるご質問です。

甲状腺疾患について

甲状腺の病気は誰にでも起こりうる非常に身近な疾患です。
しかし、疲れやすい・体重の変化・むくみ・汗かき・手の震えなどの症状は、他の体調不良と重なりやすく、見過ごされることも少なくありません。
当院では以下のような診療を行っています。

主な対象疾患

• バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
• 橋本病(慢性甲状腺炎・甲状腺機能低下症)
• 甲状腺腫瘍(良性・悪性のしこり)
• 無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎 など

検査・診断の流れ

• 問診・甲状腺の触診
• 血液検査(ホルモン・抗体・甲状腺機能)
• 超音波検査(甲状腺の形・しこり・腫れの確認)
• 必要に応じて細胞診(しこりの針生検)
診断後は、内服治療を中心に病状の経過を見守りながら、
手術や放射線治療が必要な場合には、信頼できる総合病院へご紹介いたします。

内分泌疾患について

内分泌とは、ホルモンを分泌する臓器(副腎・下垂体・性腺など)に関わる疾患です。
名前は聞き慣れないかもしれませんが、以下のような症状や病気に関係しています。

例:高血圧の原因が“ホルモン”だったケース

「原発性アルドステロン症」は、副腎から出る“アルドステロン”というホルモンが過剰になることで起こる高血圧です。
通常の薬で血圧が下がらない場合、こうした「二次性高血圧」が隠れていることがあり、約10人に1人が該当するといわれています。

他にも、以下のような内分泌疾患があります

• クッシング症候群
• 下垂体腫瘍(ホルモン過剰・欠乏)
• 副腎皮質機能低下症
• 性ホルモン異常(更年期症状・月経不順) など

当院での対応

• 内分泌専門医が診察し、専門的な検査や治療の必要性を総合的に判断します。
• 他院で診断を受け、経過観察中の方の治療継続や転院相談も承ります。
• 総合病院の通院が負担になっている方には、メリット・デメリットを分かりやすく説明し、地域で継続できる医療をご提案します。

ご相談ください

甲状腺・内分泌の病気は、不調の原因が分からず悩まれている方にとって、気づきのきっかけとなることが多い分野です。

「この症状、ホルモンのせいかも?」
「ネットで見たけどよく分からない」
そんな段階でも大丈夫です。

安心して話せる環境で、専門医が丁寧に診療いたします。
気になる症状や検査結果があれば、どうぞお気軽にご相談ください。